医療事務で入院事務担当入門するなら読んでおきたいオススメの本

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こんにちは、こあざらし(@ko_azarashi)です。

入院担当の医療事務をすることになった…という人。

初めてだと、一体、どこから手をつけたら良いか分かりませんよね。

レセプトを点検・作成すると言っても、どんなことに気をつけたら良いのか。

そんな人の道しるべとなる本が実はあります。

入院レセプト初心者の方にぜひお勧めしたい本なのでご紹介したいと思います。

目次

本の特徴:初めての人が入院事務内容の流れをイメージしやすい

今回ご紹介したいと思う本がこちら。

『入院医療のための保険診療ガイド』の目次を見てもらうと分かるのですが、入院で目にするものをパートごとに解説してくれています。

医療事務員が日常業務で携わる部分がひと通り記載されているので、全く初めてだという人にも、こんな流れで入院の事務作業が進んでいくのだなというのがイメージしやすい作りです。

専門用語が少なめですし、簡潔で的確な構成となっており最小限の情報を学べる辺りが良いですね。

こあざらし
多少知らない言葉も出てくることもあるでしょうが、割と分かりやすい言葉でまとめてくれてる印象です。

本の特徴:医師目線と事務員目線の注釈がある

この本の良いところは、医師目線での注意点と事務員目線の注意点が書かれているという部分です。

著者は医師と事務の連携が請求の上では大切だということを重視してくださっており、まさに、医療事務員がカルテの後追いをする際に気をつけておきたい部分等を細かく指摘してくれています。

保険請求をするためにはカルテ記載や患者への文書提供など必要な条件を満たさなければなりません。

その要件を満たさなければ医療費の請求自体ができなくなるということもあり、それを防ぐためにも確実に記載と提供を行なっていかなければなりません。

レセプトやカルテの作成、文書作成の多くは事務員の勝手な意思では編集出来ないものです。医師が作成するものであり事務は医師の補助員です。

医師が管理しなければならない事務仕事の部分というのは非常に多いんです。そんだけ仕事量が多いと作成漏れということも度々発生してしまいます。

こあざらし
私たち事務員は、その漏れがないように医師に依頼をかけ、確実に作成を行なっていくよう補助をしていくイメージです。

どんな補助をして行くべきか、入院から退院までの流れとともにまとめてくれている本なので、手探りで始める人にとっては参考になる良書だと思います。

もちろん、病院の規模や運営方針などによって事務員が任される仕事内容も一定ではありません。

ですが、入院の流れというものは大筋変わりませんので、知っておいて損はないはずです。

本の特徴:レセプト点検の押さえておきたいポイントがまとまっている

入院担当になったら気になるのはやはりレセプトのこと。

そのレセプトについても、点検で注視したいポイントをまとめてくれています。

もちろんレセプト点検の着眼点全てを網羅してるわけではないので、徐々に知識を身につけていくことは後々必要ですが、入門者には押さえておいて欲しい部分は抜粋されていてオススメです。

入院事務担当初心者にオススメの本!

私は手探りで身につけたのですが、この本を先に読んでからであればもう少し導入がスムーズに出来たんじゃないかなと思うんです。

全体の流れがイメージ出来れば、仕事の習得も早くなります。

こあざらし
入院事務という仕事の方向性に迷われてる方や予習をされたいと考えている方は参考にされてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

医療事務(診療所・病院)、レセプト審査(保険者)、医科歯科事務経験、介護事務経験あり。ブログは、査定事例の解釈・レセプト実務に必要な知識を重点的に更新♪

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