質問回答|ロピオン静注は麻酔項での算定が可能なのかどうか?

本ページには広告を含むリンクがあります。

こんにちは、こあざらし(@ko_azarashi)です。

以前いただいてた質問回答をシェアします。

目次

[質問]ロピオン静注は麻酔項での請求が出来るのか?

点検をしていたら、ロピオン静注を麻酔コードに入力して算定しているものがありました。閉麻です。術式は経皮的胆のう切除でした。ロピオンの効能は、術後と各種癌なので、麻酔コードでの入力はおかしいのではと思います。注射コードで点滴注射薬剤での算定ではないでしょうか?

こあざらしの回答

ロピオンですが、DPCの場合だと特に術中薬剤かどうかは意識されますね。

癌病名の患者さんであれば術後の用法になりますのでDPCでは包括となる判断になることもあります。

出来高の場合はどうかという話も併せてお伝えすると、出来高では、あまり、厳密に審査されていないかもしれません。

こあざらし
また、アセリオと併算定している場合は用法より同じような効能であることから過剰とのことで査定になる場合がありますので気をつけた方がいいと思います。
あわせて読みたい
バイアルやアンプルの算定方法。注射薬の残量廃棄分はレセプト請求可能かどうか? こんにちは、こあざらし(@ko_azarashi)です。 注射と言えば、用法によって投与量も変わりますし、注射薬剤を1回でまるまる使い切るとは限らないものです。 請求する...
あわせて読みたい
精密持続点滴注射加算の対象薬剤は?レセプトで査定になる理由。 こんにちは、こあざらし(@ko_azarashi)です。 精密持続点滴注射加算は、点滴注射の算定とともによくお見かけする加算ですが、解釈が悩ましかったり。医療事務員にとっ...

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

医療事務(診療所・病院)、レセプト審査(保険者)、医科歯科事務経験、介護事務経験あり。ブログは、査定事例の解釈・レセプト実務に必要な知識を重点的に更新♪

目次