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医療事務のレセプト業務って、いつ頃が忙しい?
こんにちは、こあざらし(@ko_azarashi)です。
今回の記事に関しては、初心者の方やこれから医療事務に転職・就職しようと考えていらっしゃる方などに参考にしていただければと思います。
レセプト週間
レセプト週間ってよく聞きますよね?医療事務員にとって、月に一度の最もしんどい期間です。
レセプト作成のための集中期間って感じですが、ちょっとどんな感じなのか気になるし心配だなって思われてる方も多いのではないでしょうか。
現役でフルタイム事務員してた時は私も正直しんどかったです。
大学病院でのレセプト作業がとても地獄スケジュールだった記憶。
朝8時には出勤で朝4時とかにレセプト点検が終わってそれから帰宅。レセプト週間は特に、住民票、大学病院ですよね?ってくらい滞在してました。
朝当番がある日なんて7時頃には出勤みたいな日もあり、レセプト週間と重なった時には地獄でした。
朝4時とかは、ほんの1日か2日の話ですけど。それでも、辛かったですね。それなりに毎日残業だったんで。レセプト週間はとにかく残業です。
なぜ、レセ週間は残業が深夜にまで及ぶのか?
日中にレセプト点検業務を終えられるならそれがベストです。ですが、結局、日中は窓口業務への対応に追われてレセプト点検をする暇がないのが現状です。
ゆえに、窓口業務が終わる時間外に集中して点検を行うといった感じですね。
大病院においては科目ごとで分担して点検を行っていました。点検するレセプトの枚数が尋常じゃないので。分担してもとても数十分じゃ無理です(笑)
確認し終えるまで、(1週間ほど)レセ週間は続きます。
診療所の場合においては自分ひとりで点検でしたが、残業が少なくて済む印象です。業務時間内に点検を終えていました。レセプトの枚数が全然違うし、内容も割と定型のものが多くて、それほど特殊なものは出て来ません。
特に忙しい時期
ひと月が終わるとその翌月の1日から本格的にレセ作成です。
レセプトの提出が毎月10日と定められているため、カレンダーの第1週から第2週辺りはレセプト業務が濃密に行われる期間だと思っていて下さい。
毎月1日~10日の提出を終えるまでの期間です。
私の場合、土日祝日が元々お休みの職場でしたが、当月どの曜日に10日が配置となるかで、休日出勤となる月もありました。(大学病院)
レセプト週間に休暇は取れる?
周囲の理解を得られなければこの時期での休暇は取りにくいものと考えていた方が良いです。新人だとなおさら休みたいと口に出すのも難しい状況でしたね。
パートタイムであればそんなこともないですが、フルタイムで働く人は休みにくい雰囲気です。
急用でない限りはこの期間で休むことは控えた方が良いと思います。
ちなみに、定休日以外で休む必要性が出た時ですが、このシーズンに限らず他の人と休みを重ねることは難しい場合が多いです。
診療所の場合、他に自分と同じ業務をしてる人がいれば相方に相談をして休めるかもしれません。
大病院の窓口業務に携わると、シフト制で回していたりしますので、一日に休める人数の上限が決まってしまいます。学校行事などなど時期が重なるときには早い者勝ち状態。
レセプト点検後の作業とは?
点検が終わると、内容に疑義があったものを医師に確認する作業があります。場合によっては修正作業も。
請求する点数を誤っていて、点検後に後日患者への返金や追徴処理が必要になる場合もあります。
この部分のやり取りや処理があるため、時間がかかり、日程がきつくなっていくんですよね。点検するだけであれば数日あれば十分ですが、事務処理・医師への確認作業が関わってくるため色んなしがらみが生まれて…。
担当医師が出張でいない…なんてこともしょっちゅうあるので大変。
大学病院ではレセプト点検を月2回行い、次の月の請求に備えていました。
さいごに
フルタイムだとレセプト点検業務は嫌でも関わってくるところですが、午前中だけのパートさんなどは窓口業務だけ任せるという病院もあります。
なので、医療事務と言ってもレセ業務に携わらない場合も大いにあります。クラークさんとか。
求人を探す場合には業務内容に注目してみてください。