独学1ヶ月半で診療報酬請求事務能力認定試験の学科を攻略した方法

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こんにちは、こあざらし(@ko_azarashi)です。

今回は少し前の話ですが、私が医療事務資格試験を受けた経験談をまとめたいと思います。

こあざらし
無事合格しました。(関連記事:第49回診療報酬請求事務能力認定試験「合格」を報告

診療報酬請求事務能力認定試験と言えば、試験の内訳は学科と実技の2本立てになっていますよね。

私は試験を受けようと思い立ったのが本当に急過ぎて、それこそ郵送申込ギリギリの時期からの試験勉強スタートでした。

こあざらし
おかげでタイムリミットが1ヶ月半。

保険点数のことだけであれば、実務経験が役に立つから楽なはずだ!とたかをくくってたのですが大間違い。

学科試験の過去問を手にして絶句ですよ。

すっかり忘れていました…。

療養担当規則やら健康保険法やらそういう普段の医療事務では意識してない分野の存在を。

算定ルールに関しては実務でコツを掴んでいたので解くのは簡単でしたが、施設基準といったものは算定する際にあまり意識することがなかったので全然分からなかったです。

過去問の1問目で完全に戦意喪失。

こあざらし
間に合うのこれ?!大丈夫か私?!

失敗談と最終的に効果的だった勉強方法をまとめていきたいと思います。

目次

最初はこんな勉強の仕方をしていた

そう、私が受験を思い立ったのは申込〆切の数週間前。よって、勉強を始めたのも正直試験申込を終えてから。残り日数を数えると1月半しかなかったという話(笑)

泣いても笑っても残り1ヶ月半しかないんだからやるしかない!1万円近い受験料払ったんだから後戻りはできないんだからね!

そう自分を鼓舞しながら過去問と向き合いました。

専門学校とか、カリキュラム受講してたわけじゃないので全くノウハウ分からず手探り。

ひたすら過去問に当たるしかないなと思っていたので、とにかく過去問を自力で解き続けるというやり方をしてました。

学科の試験というのは1問の中に4つの正誤問題があり、その正誤の組み合わせを5つのパターンから選択するという形式となっています。

こあざらし
ちなみに用意されている5つのパターンは全問同じ。

a (1),(2)
b (2),(3)
c (1),(3),(4)
d (1)~(4)のすべて
e (4)のみ 

本番では消去法でやるつもりでしたが、学習期間については全ての問題を敢えて解いていました。どの問題が出て来ても正誤が解けるようになってないと本番に対応出来ないと思ったからです。

自分で資料から該当箇所を見つけ出して問題を解いていき、解答を見る、そして、解説を見るという流れで。

しかし、このやり方だと1問にかかる時間がとんでもなくかかってしまうんですね。

全20問で、本来なら1時間以内には仕上げないといけないのに、平日は5問6問解くのがやっとでした。1問の中に4問の正誤問題があるため…全部を解くなら20問×4問で80問。

過去問と予想問題合わせると、到底、全問に当たれるペースではありません。

こあざらし
そもそもスタート地点が遅すぎたんだと打ちのめされました。

結局、週末だけの勉強に

この勉強方法に疲れてしまい、次第に平日やる元気がなくなりました。仕事が終わってからテキストを開き、参考資料を漁るというのは集中力が切れましたね。気づくと寝てしまっている…。

その結果、勉強するのやーめた、週末の仕事が休みの時だけにしよっと。

そういう三日坊主のような堕落した勉強方法にスライドしてしまいました。

こあざらし
それはさらに自分を苦しめるスケジュールだと分かっていながら。

答え合わせをしても内容が頭に入らない

週末だけの勉強に切り替えたものの、なんだか答え合せをしても頭に入って来ないという学習具合。そんな身についてる実感が持てないなか、勉強を続けるモチベーションを保つのは本当に難しかったです。

やっぱり、「私出来るようになってるじゃん!」という実感がないと人間ってやる気が続かないですね。

学科はもう最終的に過去問全文解くのは諦めました。とりあえず、本番形式で解いて、間違ってたところだけ調べるようにしました。

でも、やっぱり頭に入って来なかったです。

こあざらし
この勉強方法は本当に間違ってたなと思います。完全にしくじりました。

試験直前にして、素晴らしい学習方法に出会った

正直、試験直前はレセプト作成のほうに力を入れてまして、学科試験は放置してました。

だって、施設基準とか医師法やらそんなの丸暗記とか無理ですし。専門学校には所属してないので、要点プリントのような虎の巻も持っていなかったので、もう諦めるしかなかったです。

算定ルールについての問題は得意でしたが、施設基準などの学科問題は苦手でした。

こあざらし
運試しで頑張ろうと思ってたんですね。

でも、試験当日、試験会場に早く着き過ぎてしまって、暇つぶしにアプリを検索してて。

そしたら、診療報酬請求事務試験学科の過去問をアプリ化してくれてるもの(無料)がありまして。失うものがない私は、ダウンロードして過去問の正誤をひたすら解いてました。30分?1時間未満くらいでしたかね?

このアプリの正誤を解くやり方が意外と頭に入って来たんです!繰り返し同じ問題を解いてるうちに施設基準とか療養担当規則が記憶に残りましたね。

ところどころ、正誤に「ん?」システム作成誤りみたいなものも感じ、無料アプリなので仕方ないかと思われる部分もありました。

信用出来ないなと思ったのですが、後日、参考資料と照らし合わせてみたところ過去問の問題と解答自体には誤りがなかったようなので、システムの◯×判定を無視すれば使える感じでした(笑)

2択とかじゃなくて、1問ずつの○×問題なので頭に入りやすいです。

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こあざらし
これです。

アプリ更新してるときはリンク切れになってる可能性があるので時間をおいて再度検索しなおしてみてください。

試験本番でどうだったか?

過去問が文章もそのまま出てて笑いが止まりませんでした。

正直、アプリしてたから覚えてたという内容がほとんど。

こあざらし
ほぼ参考テキストは開かずに試験問題の正誤判定が出来ました。

まとめ

こあざらし
学科の効率的な勉強方法とは?

最終的には個人に合ったやり方が一番だと思いますが、もしも過去問を紙媒体でひたすら解いていくことに限界を感じている方がいたら、アプリでの勉強をしてみるといいかもしれません。私は、もしも最初からこの方法を知っていたら、他の勉強に時間を注げたと思えるくらい効率的に記憶に残りましたので、参考までにお伝えしておきます。

無料アプリだと、多少、改定に対応してるのかが気になったりする部分なので、時間があるうちから勉強されるという方は、最初の一通りは参考資料と照らし合わせて整合性を確認しておくと不安が拭えるかもしれません。それも勉強になりますし。

一度、その確認作業を終えて、正しさが証明されたのであればあとは手が空いた時に片手間でも繰り返し問題を解き続けるという感じです。紙媒体ではないので場所も手間もかかりません。

こあざらし
思うに、アプリで勉強したあとで、過去問を解く練習をしてみれば効率が良かったのではないかという結論に辿り着いた。

 

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この記事を書いた人

医療事務(診療所・病院)、レセプト審査(保険者)、医科歯科事務経験、介護事務経験あり。ブログは、査定事例の解釈・レセプト実務に必要な知識を重点的に更新♪

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